ギリギリの日常ブログ

2019年よりブログ開始。日常の様々な情報をインプットし、ブログの場をお借りしてアウトプットしていきたいと思います。元サラリーマン、資格を取って医療職に転職したサラリーマン医療職です!ブログについて日々試行錯誤中。

哺乳瓶の消毒+手洗いはできてますか?衛生的手洗いのススメ

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赤ちゃんにミルクをあげる時に使用する哺乳瓶。

 

我が家は、毎回使用ごとに消毒しています。

 

哺乳瓶の消毒方法は主に3種類。

 

 

①100℃の熱湯に数分間つけて煮る煮沸消毒。

 

②0.01%(100ppm)次亜塩素酸ナトリウムに1時間つけおきする薬品消毒。

 

③専用の容器に規定量の水を入れ、電子レンジで加熱し、加熱と蒸気で消毒する電子レンジ消毒。

 

 

以上3種類が、一般の家庭で行われる哺乳瓶の消毒方法です。

 

家庭ではこれだけ必死に消毒しているのに、医療器材の洗浄に関するガイドラインで哺乳瓶の洗浄については『食器洗浄機(80°C・10秒間など)』という記載があります。

 

家庭で面倒な思いをして行う消毒が、高温で洗浄できる食洗機があれば10秒!

 

食器洗浄機欲しくなりますね!

 

でも、食洗機でいいなら哺乳瓶を消毒する必要はあるのでしょうか?

 

今回は哺乳瓶の消毒と手洗いについての記事です。

 

 

 

消毒とは? 除菌じゃダメなの?

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消毒とは特定の微生物(通常は、人に対して有害な病原性微生物)を殺滅、除去することをいいます。

 

殺菌、除菌の程度は厳密には定義されていませんが、病原性を失わせるのに十分な量にまで個体数を減らすことを世間一般では消毒と言います。

 

哺乳瓶の消毒は、赤ちゃんに害を及ばない程度までさまざまな微生物を殺菌、除去しているわけです。

 

では、除菌じゃダメなのか?

 

除菌で大丈夫なら除菌ができるJoyなどの食器用洗剤でも良さそうです。

 

調べてみると、

 

除菌とは微生物を除去することで、除去の程度や対象とする微生物の種類は考慮されていないとのこと。

 

微生物の種類を考慮していないということは、なにかしらの微生物が除去できていれば、除菌できているということになります。

 

洗った後がバイキンだらけでも、ある程度除去できればそれは除菌として成立するということです。

 

実際、食器洗剤の除菌検証データをみてみると、日常生活で私たちが触れる微生物は大体除去できているようです。

 

除菌アピールをしているだけのことはあります。

 

しかし、消費者からすると「消毒ではない」「赤ちゃん専用と言った記載がない」という不安もあり、なかなか食器洗剤での洗浄だけで哺乳瓶を使い回すことは抵抗があります。

 

『哺乳瓶の消毒もこれ一本!』みたいなキャッチフレーズがあれば売れる食器洗剤もあるかもしれませんね。

 

そもそも、哺乳瓶はなぜ消毒しなければいけないのでしょうか?

 

 

哺乳瓶消毒の理由ってなに?

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こんな記事を見つけました。

 

www.asahi.com

 

哺乳瓶を消毒するのは世界保健機関(WHO)などがまとめたガイドライン都道府県に通知した、哺乳瓶は徹底的に洗浄し滅菌することが非常に重要ということが発端のようです。

 

では、どんな菌が問題になるのか?

 

この記事では病原菌としてサカザキ菌サルモネラ属菌が取り上げられていました。

 

サカザキ菌は土壌、水、動物、汚水、ヒト糞便等から検出せれ植物や環境を生息場所として存在していると考えられています。

 

市販の幼児用調製粉乳の汚染率を調べると、各年度2~4%で汚染が見つかっていますが、汚染菌数は低いレベルで検出限界値である333g中に1個程度。

 

厳重な品質管理をしても絶対にゼロにすることは難しいようです。

 

菌が混入してるかもしれないと思うと、赤ちゃんに与えるのが怖くなりますが、

 

サカザキ菌は、粉ミルクを70度以上で溶かせばほぼ死滅します。

 

ミルク缶を見てみると確かに70度以上で溶かすよう注意喚起が記載してあります。

 

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サカザキ菌の場合、哺乳瓶の消毒よりもミルクの温度が重要になるということです。

 

サルモネラ属菌はどうでしょうか?

 

サルモネラ属の細菌によって引き起こされるサルモネラ感染症

 

国内の食中毒事例では、件数、患者数ともに毎年上位にランクされています。


サルモネラ感染症は、汚染された食品やペットを介して感染するので、ペットを飼っている家庭では注意が必要ですが、ミルクしか飲まない赤ちゃんは汚染された食品を口にする機会は滅多にないのでそこまで気にする必要はなさそうです。

 

この記事を読む限り、哺乳瓶消毒をする決定的な根拠を見つけることはできませんでした。

 

ただ、私たちの生活環境には目には見えない、いろんな病原菌が存在しています。

 

消毒はやらないよりやった方がいいに決まっています。

 

あの時消毒しておけば・・・。

 

なんて後悔したくない人は消毒しておいた方がいいということでしょう!

 

 

自分の手、消毒してますか?

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哺乳瓶の消毒ばかりに目がいきがちですが、私はミルクを作る、あげる前の手洗いを推奨します。

 

哺乳瓶をしっかり消毒しても、哺乳瓶を触る手が汚ければ消毒した意味がありません。

 

口から食べ物とともに感染する経口感染。

 

くしゃみや咳とともに見えない小さな粒子となって排出された病原体が鼻や口から感染する飛沫感染(空気感染)。

 

汚染された物に触って感染する接触感染。

 

様々な感染経路がありますが、基本的には手洗いでかなり感染が防げるといわれています。

 

特に接触感染や経口感染の予防には手洗いが欠かせません。

 

病院で働いていると、不潔な手でマスクを触った瞬間、マスクを変えなさいと言われます。

 

手は感染源です。

 

手には多くの菌が付いている可能性があります。

 

しかし、日常の手洗いでは洗い残しが多く、菌を綺麗に洗い流すことは困難です。

 

病院実習で、手洗いの講習を受けたことがありますが、しっかり洗ったつもりでも洗い残しだらけで驚愕した覚えがあります。

 

手洗いの洗い残しは、チェッカーを使えば誰でも確認できます。

毎回必死に洗っていたら、手洗いに時間を取られてしまいます。

 

ではどうするべきでしょうか?

 

 

手洗い+消毒!衛生的手洗い

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衛生的手洗いをご存知ですか?


衛生的手洗いは医療機関で行われている方法です。

 

日常の手洗いだけでなく、手洗いの後にアルコールなどの消毒液で消毒することで、洗い残しによって残った、病原菌を殺菌、除去します。

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出典:文部科学省ホームページ (http://www.mext.go.jp/

 

飲食店の手洗い場にもアルコール消毒液が置いてありますよね。

 

消毒液は主にアルコールが用いられます。

 

アルコールは速乾性が良く消毒効果が高いのがメリットですが、ノロウィルスや、今流行りの手足口病を引き起こすエンテロウィルスに効果が弱いのが欠点でした。


しかし、今ではアルコール以外の成分を配合する事で、ノロウィルスやエンテロウィルスにも効果がある消毒薬が発売されています。

 

 

手足口病の予防は、綺麗なタオルを使い、なるべくタオルを共有しないようにしましょう!」とニュースで言っていましたが、保育園など集団生活の環境ではなかなか難しいと思います。


手を拭いた後にアルコール消毒して感染予防に努めてはいかがでしょうか?

 


手洗いと消毒方法

 

手洗い方法と手指消毒方法についてまとめました。

 

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出典:サラヤ株式会社ホームページ

https://www.saraya.com/

 

手洗いのポイントは

 

・洗い残しの多い指先、手首をしっかり洗う。

・綺麗なタオルで拭く

・爪の隙間もしっかり洗う

 

といったところです。

 

洗い方の手順をみると、しっかり洗っているつもりでも、同じ場所をただ洗っている可能性があることに気づきますね。

 

洗い方のバリエーションを増やすことで洗い残しのを減らしましょう!

 

次は手指消毒です。

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出典:サラヤ株式会社ホームページ

https://www.saraya.com/

 

アルコール消毒液のポイントは

 

・両手にまんべんなく塗る。

・しっかり水気を拭き取ってからアルコールを噴霧する。
・適量をしっかりとすり込む。

 

手が濡れているとアルコール濃度が低下してしまい、十分な消毒効果を得ることがでません。

 

必ず手を拭いてからアルコール消毒をしましょう。

 

手全体に擦り込むことは、意外に知らなかった人もいたのではないでしょうか?

 

手に擦り込むことで、消毒効果を上げることができます。

 

ただし、消毒液の量が少ないと十分な効果が得られません。

 

CDCのガイドラインでは「10~15秒間擦りあわせた後、手が乾いた感じであれば、塗布量が不十分」と書かれています。

 

大体どの消毒液も、しっかりワンプッシュすれば問題ない量を噴霧できると思います。

 

明日から早速実践してみてください!

 

 

最後に

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哺乳瓶の消毒も、手洗いも大切です。

 

ただし、どれだけ消毒しても、手洗いしても子供が病気にかかることはあります。

 

一番重要なのは、免疫をつけることです。

 

今は清潔に敏感過ぎる気がします。

 

免疫は、菌との戦い勝利することで獲得できるものです。

 

多少、不潔な環境も必要なのかもしれません(笑)

 

ただし、基本的な感染予防は欠かさないようにしたいですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございました!