ギリギリの日常ブログ

2019年よりブログ開始。日常の様々な情報をインプットし、ブログの場をお借りしてアウトプットしていきたいと思います。元サラリーマン、資格を取って医療職に転職したサラリーマン医療職です!ブログについて日々試行錯誤中。

結核ってどんな病気?元国民病の結核について

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結核は、結核菌という細菌が体の中に入り、増えることによって起こる病気です。

  

我が子の予防接種がそろそろ始まるので、BCGの予防接種について調べるついでに結核についても調べてみました。

 

ネットに出回っている情報を元に、私なりにまとめてみました。

 

ありふれた内容ですがご参考になればと思います。

 

 

 

 

結核とは? 

エジプトのミイラから結核の痕跡が見つかるなど、結核は古くからある病気です。

 

現在、日本の結核の死亡率順位はつねに20 位以下ですが、死亡率は低くても感染者は多く、毎年1万8000人ほどの結核患者が発生、2000人ほどが結核で亡くなっています。

 

明治以降の産業革命による人口集中に伴い、結核は国内に蔓延し、結核は『国民病』『亡国病』と呼ばれ、猛威を振るっていました。

 

歴史上の人物である、沖田総司樋口一葉高杉晋作結核で亡くなったと言われています。

 

結核は世界で見ると10大死因の一つです。

 

HIVの次に死者の多い感染症で、年間170万人の方が結核で亡くなっています。

 

風邪とかそういったレベルの感染症では無いので、甘くみてはいけません。

 

 

風邪のような症状

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結核の症状は風邪に似ていて発熱、盗汗、体重減少、咳、痰、呼吸困難等の症状が長引きます。

 

風邪と症状が似ているので風邪が長引いてると思い込み結核の発見が遅れてしまいがちなのが厄介なところなんですが、

 

ポイントは風邪のような症状が長引くことです。

 

長引く風邪の症状があれば、医療機関を受診しましょう!

 

 

脳は危険!!

結核のほとんどが肺結核で全体の8割を占めますが、結核は肺以外の腎臓、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響を及ぼすことがあります。

 

いちばん怖いのは脳にくる場合です。

 

結核性脳髄炎と言われ、結核菌が血管を通って全身にばらまかれる「粟粒結核」から脳を包んでいる膜(髄膜)にたどり着き、そこに病巣を作ることによって起こります。

 

今にちでは、粟粒結核は早く発見すれば多くの人は助かりますが、結核性脳髄膜炎では適切な治療が遅れると、3分の1近くが命を落とすといわれ、治っても高い確率で脳に重い後遺症が残ってしまいます。

 

早期発見と、適切な治療が重要です。

 

 

感染から発症まで

結核空気感染しますが、結核菌は紫外線に弱く、日光に当たると数時間で死滅します。

 

感染してもすぐに発症せず、感染から6ヶ月〜2年程度で発症するケースが多数を占めます。

 

万が一感染が発覚したら、直ちに保健所に届け出る必要あり、感染の恐れがないと認められるまで出席停止となります。

 

感染しても自分の免疫が結核菌に勝つと、結核菌は休眠しそのまま一生発症しないケースと、免疫力が弱った場合に発症するケースに分かれます。

 

結核は感染者の10人に1、2人でぐらいの割合で発症すると言われているので、発症率は10パーセント程度ということですね。

 

他の病気の療養中や病後など、体力が落ちて免疫力が低下している状態は、結核に感染すると発症しやすいので注意が必要です。

 

 

予防方法はBCGワクチン接種

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生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症は52~74%程度、重篤髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができるといわれています。

 

私が小さい時、BCG 接種は乳幼児期の初回接種のあと、小学校・中学校入学時のツベルクリン反応陰性者に再接種された記憶があります。

 

今のBCG接種はツベルクリン反応検査は省略して乳児期(標準的接種期間は生後5ヶ月から8ヶ月に達するまで)1回のみ実施となりました。

 

予防接種は大体の医療機関で接種できますが、ワクチンの準備などがあるので、予防接種を受けるときは、一度医療機関に電話で確認しましょう。

 

赤ちゃんの場合、BCG以外にも予防接種があるので一つの施設に絞って予防接種を受けた方がその他の予防接種のスケジュール管理がしやすく、効率良く予防接種を受けることができると思います。

 

副作用もでないとは限らないので、通い慣れている病気の方がなにかと安心です。

 

2016年の患者年齢が14歳以下の小児結核の新届出数は59人。

 

14歳以下人口の10万人対届出率は0.4と非常に低く、重症となる粟粒結核結核髄膜炎の発生は2人(うち1人は併発)となっています。

 

BCGワクチンの予防接種が確実に行われているおかげで子供が結核に感染することは抑えられています。

 

やっぱり予防接種は大切ですね!


因みに、成人がワクチンを接種しても予防効果が弱いと言われています。

 

余談ですが、病院内での結核予防としては、結核菌をばらまく恐れのある患者さんは陰圧の結核病棟への入院し、医療従事者はN95マスクという特殊なマスクをを装着する必要があります。


高齢者が多い

新届出結核患者は高齢者の割合が増加を続けています。

 

新届出患者のうち65歳以上の割合は、1996年では43%でしたが、2006年には54%となり、2016年は66%となりました。

 

少子超高齢化社会に向かっているので、更に高齢者の割合は増えていくと考えられます。


高齢者は免疫力が低下し結核を発症しやすくなります。

 

定期的な健診を受けて、結核を広げないように注意が必要です。

 

 

最後に

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結核についてまとめると

 

  1. 風邪の症状が長引く場合は医療機関を受診る。
  2. 気づかずに、自分が結核菌をばら撒き感染を拡大させている可能性がある。
  3. 結核に感染しない、発症させないために健康的な生活を心がけ免疫力を上げることが重要。

 

現在の日本ではワクチンと薬の進歩により、結核で亡くなる人は減りました。

 

しかし、世界に目を向ければ結核によって多くの人が亡くなったいます。

 

また、薬に耐性をもつ多剤耐性の結核が発見されており世界的に危惧されています。

 

結核は決して昔の病気ではありません。

 

結核にならない、広げないために個人ができることを周知、徹底していくことが重要ですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

参考ホームページ

結核(BCGワクチン) |厚生労働省

結核 - Wikipedia

結核の症状|大塚製薬

結核とは

結核について | 公益財団法人結核予防会