ギリギリの日常ブログ

2019年よりブログ開始。日常の様々な情報をインプットし、ブログの場をお借りしてアウトプットしていきたいと思います。元サラリーマン、資格を取って医療職に転職したサラリーマン医療職です!ブログについて日々試行錯誤中。

麻疹(はしか)が流行の兆し?麻疹(はしか)の予防方法はワクチン接種。

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麻疹ときいてもあまりピンとこない人もいるかもしれません。

 

麻疹=はしか

 

ですね。

 

「はしか」の語源は「はしかい」(かゆい)から来ていると言われています。

 

今年は例年よりはしかにかかる人が多いようです。

www.jiji.com

 

先日、麻疹(はしか)についてのセミナーに参加して非常に勉強になったので、ブログにまとめてみました。

 

 

麻疹(はしか)とは

 麻疹は麻疹ウィルスが引き起こします。

 

感染経路は、「空気感染」飛沫感染になります。

 

感染力が非常に強いウィルスとして知られており、予防接種を受けていなければほぼ100%感染するといわれています。

 

重症化すると肺炎や脳炎などの合併症を引き起こし、最悪の場合死に至ります。

 

典型的な臨床症状としては

 

10日間程度の潜伏期(無症状)を経て発症。

 

発症後から3日程度カタル期と言われる38℃程度の熱、鼻水など風邪のような症状と口の中にコプリック斑という1mm程度の白斑点ができます。

 

その後、熱が一度下がります。

 

しかし、下がったのもつかの間。

 

今度は40℃程度の高熱と発疹が約3~4日ほど続きます。

 

最初から発疹がでるわけではないんですね。

 

その後回復期を経て完治します。

 

麻疹の治療方法

麻疹ウィルスに対する特効薬は無く、治療方法は基本対症療法になります。

 

症状に対して行う治療を対症療法といいます。

 

咳が酷ければ咳止めの薬を飲むといった感じです。

 

基本は自宅療養になります。

 

肺炎などの合併を引き起こす場合があるため、症状があまりにも悪化するようなら、再度医療機関を受診してください。

 

 症状が軽く気づきにくい修飾麻疹

麻疹の中には修飾麻疹というものがあります。

 

これがやっかい。

 

その理由は、症状が軽症であることが多く、麻疹特有の症状が出にくいということです。

 

ワクチンの効き目が弱かったり、母体からの移行抗体(お母さんの麻疹抗体をもらった乳児)があると修飾麻疹になることがあります。

 

普通の麻疹より感染力が弱いと言われていますが、麻疹に感染していることに気づかず、ただの風邪と思い込んでいると、麻疹ウィルスをばらまいていたなんてことになります。

 

なかなか、発見が難しいためやはり個人での予防が重要となります。

 

麻疹の予防方法

 麻疹の感染経路は空気感染と飛沫感染です。

 

飛沫感染ならば、手洗いマスクが有効ですが、空気感染するウィルスは普通のマスクでは予防できません。

 

効果があると言われているマスクはN95マスクです。

 

3M 防護マスク 9010 (N95 折りたたみ式) 50枚

3M 防護マスク 9010 (N95 折りたたみ式) 50枚

 

N95マスク規格とは
N95規格とはNIOSH が制定した呼吸器防護具の規格基準であり、N はnot resistant to oil 耐油性なし を表しています。95とは塩化ナトリウム(空力学的質量径0.3μm)の捕集効率試験で95%以上捕集することを意味しています。 つまりN95マスクは、5μm以下の飛沫核に付着した病原体を捕集することができ、着用者の肺への病原体の進入を防ぐことができるのです。

 

参照:職業感染制御研究会ホームページ

http://www.safety.jrgoicp.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=100&Itemid=483

使うとわかりますが、通気性が悪いので息がしにくく、顔への圧着力も強いです。 

 

また、一回使い捨てで一枚100円以上する高価なマスクです。

 

お財布には優しくないマスクですね。

 

効果的な予防方法はワクチンの接種(予防接種)になります。

 

ワクチン接種は免疫獲得率を上げる為、2006年より2回行うようになりました。

 

それまでは、1回だけだったんですね。

 

大体日本で麻疹が流行るとその患者の発症年齢は20代~30代が多いのは、その世代がワクチンを1回しか接種しておらず、免疫を獲得していない人が多いからと言われています。

 

麻疹の予防接種が始まったのが1978年。

 

今から約40年前です。

 

40代以上の人達は、予防接種が無かったので大体幼少期に麻疹にかかり、自然免疫を獲得しています。

 

10代以下は2回ワクチンを接種している世代なので、免疫を獲得している割合が多く、感染しにくいと言われています。

 

ただし、免疫を持っていても麻疹を発症することがあります。

 

セミナーでは麻疹の抗体を持っている120人中30人程度が発症したとというデータを紹介していました。

 

恐るべき感染力ですね。

 

しかし、免疫を持っていれば症状は軽症で済む場合が多いと言われています。

 

さっき紹介した、修飾麻疹というやつです。

 

海外に行く場合は要注意

麻疹は現在世界で流行の兆しがあるようです。

www.bbc.com

 海外に行く人は、事前に抗体検査をして、自分に麻疹の免疫があるか確認しましょう。

 

抗体が無ければ、必ず予防接種を受けてください。

 

麻疹は潜伏期が10日程度と長いです。

 

帰国後、自身が麻疹に感染していることに気づかずウィルスをばらまいて、麻疹を大流行させたカリスマになってしまう可能性もあります。

 

カリスマでも何でもなく、ただの迷惑です。

 

自分一人だけの問題では済まなくなる可能性があります。

 

抗体が無い人は、ワクチンを接種してから海外に行きましょう。

 

また帰国後、体調が優れない場合は速やかに医療機関を受診してください。

 

その際は、海外に行っていた旨も必ず先生に伝えてください。

 

 

まとめ

 

・麻疹の発症初期は風邪のような症状である。

・麻疹の効果的な予防方法はワクチン接種を受けること。

・症状が軽症になりやすい修飾麻疹は麻疹にかかっていると気づきにくいので注意。

・海外に行く前に麻疹抗体を持っているか確認すること。

 

海外からの観光客も増え、麻疹にかかるリスクは増えています。

 

自分の身は自分で守るしかありません。

 

ワクチン接種を受けることは、徹底したいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

それではまた!