2009年に起きたリーマンショック。
当時働いていた会社は抜本的な経営改革を実行しました。
不要な管理職を降格。
早期退職者の募集。
実績を残せない社員の配置転換。
降格者、退職者の話を聞くたびに明日は我が身と怯えていました。
入社当時450人いた社員は2年で380人まで減りました。
しかし、会社は抜本的な業務改革により業績はV字回復。
収益性が高い企業へ変化しました。
私は変革の途中で辞めてしまいましたが、今でもその会社で働く元後輩の話では、労働環境は劇的に良くなったと言っています。
正直そこまで改善されるとは思っていませんでした。
やればできるもんですね(笑)。
そんな経験をしたのは10年も前のはなし。
2019年。
今度は病院で経営改革を体験するとは・・・。
現在、私の勤める病院は経営改革が急ピッチで進んでいます。
その理由は生き残るため。
病院も吸収合併される時代です。
業務の効率化、収益性の向上がなければ病院も生き残っていけない時代に突入。
急激に変化する病院経営に対し、不満を持つ人、ついていけない人、或いはその変化を受け入れられない人はどんどん辞めていきました。
前職と同じようなことがまた起こっています。
看護師の大量離職。
3ヶ月で60人ぐらい辞めましたね。
その現状を目の当たりにしてみんな、この病院はヤバいといった危機感を感じているようです。
しかし私からしたら、まだそこまで悲観的になる必要はないと思います。
歴史の授業で学ぶ革命では毎回死人がでるように、改革にも痛みがつきものです。
それは前職の経営改革を経験して感じたことです。
本来、悲観的になるのは改革が上手くいかなかったときです。
経営改革中に悲観的になるのはまだ早すぎます。
万が一改革がうまくいかなかったら・・・。
転職かそれとも、次の改革にかけるか。
またその時に考えればいいわけです。
感情に流されて物事を判断してもあまりいいことはないよ。
2回目の経営改革を体験し、そんなことを思うのでした。
最後までお読みただきありがとうございました!
それではまた!